5日目のタイムテーブルです。
| 6時00分 | 出発 |
| 7時00分 | 天に続く道 |
| 7時40分 | オシンコシンの滝 |
| 8時20分 | 知床自然センター |
| 8時40分 | 知床峠 |
| 9時30分 | 道の駅知床・らうす |
| 11時30分 | 開陽台 |
| 13時30分 | 道の駅スワン44ねむろ |
| 14時50分 | 根室駅 |
| 15時20分 | 納沙布岬 |
| 15時50分 | インディアンサマーカンパニー |
天に続く道
8月29日、気温20度、天気は曇り。

最初の目的地は斜里町にある天に続く道。
全長約28km、地平線へと伸びる一本道は北海道の象徴です。
本当に天にまで道続いているように見えます。

北海道感動の瞬間100選にも選ばれており、春分・秋分の日には延長線上に沈む夕日が見られることでも有名。
朝早い時間帯に訪れたので観光客はまばら。駐車場は車数台分、バイクも数台停められますが、混雑時は注意が必要です。

途中に展望台もあり、どこまでも広がる田畑の景色を楽しめます。
住 所:北海道斜里郡斜里町峰浜
アクセス:JR知床斜里駅から車で約15分
駐 車 場:あり(乗用車・バイク数台分)
見どころ:全長28kmの直線道路。
春分・秋分の頃は道の延長線上に夕日が沈む絶景スポット。
オシンコシンの滝|日本の滝100選

続いて知床半島の名瀑オシンコシンの滝へ。落差約30mで「日本の滝100選」にも選ばれています。

アイヌ語で「オ・シュンク・ウシ(エゾマツが群生する所)」という意味を持ち、四季折々の姿を見せ、真冬は一部が凍って幻想的な景観になるそうです。

遊歩道も整備されているので滝を間近に見ることができ、圧巻です。
ライダーハウス丘の館で一緒になったライダーから、オシンコシンの滝の真上から見ることができるスポットがあると教えていただきましたが、その道を見つけることができませんでした…
住 所:北海道斜里郡斜里町ウトロ西
アクセス:ウトロ市街から車で約10分
駐 車 場:無料駐車場あり
見どころ:落差約30m、日本の滝100選。
遊歩道から滝を間近で見学可能。冬は氷結して幻想的な姿に。
知床自然センター

知床峠に入る手前にある知床自然センターでは、知床国立公園を安全に楽しむための情報がまとめられています。

動物展示やルール解説のほか、大型スクリーンでの映像上映、土産物店もあり内容充実。
訪問時はヒグマ出没の影響で一部登山道が閉鎖されていました。
住 所:北海道斜里郡斜里町大字遠音別村531
営業時間:8:00~17:30(季節により変動あり)
入 館 料:無料
駐 車 場:あり(大型可)
H P:知床自然センター公式サイト
見どころ:知床の自然や野生動物の情報提供、展示、映像上映。
最新のヒグマ出没情報も確認可能。
知床峠

エゾシカの横断に遭遇しながらも峠道を登り知床峠へ到着。
曇り空ながらも国後島を確認できました。

標高が738mと高いため夏でも肌寒く、秋装備を準備しておいたほうがいいかもしれません。
下りのワインディングは走っていて爽快でした。
住 所:北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町
アクセス:知床自然センターから車で約20分
駐 車 場:無料
見どころ:標高738m。国後島を望む絶景。夏でも肌寒いため防寒着必須。
道の駅知床・らうす|「昆布ラーメン」
峠を越え、道の駅知床・らうすへ。途中で熊に出会わなくてよかったです。

ここで名物羅臼昆布羅~めんをいただきました。
昆布麺、昆布と鰹節の出汁、昆布塩、トッピングもとろろ昆布と刻み昆布。
あっさりながら旨みが凝縮され、まさに昆布尽くしの一杯です。
住 所:北海道目梨郡羅臼町本町361-1
営業時間:9:00~17:00
(レストランは8:00~16:30)
駐 車 場:あり
H P:北の道の駅
おすすめ:羅臼昆布羅~めん
開陽台|地球が丸く見える大パノラマ
続いて中標津町の開陽台へ。標高270mの高台からは330度の大パノラマが広がり、地球が丸く見えると言われるスポットです。
中標津町は、youtuberの「ばんばんざい」のぎしさんの故郷で、ふるさと応援大使を務めているそうです。

駐車場から階段を上がると見えてくるのが開陽台展望館。

眼下には牧草地、さらに無料のキャンプ場も整備されています。夜空の美しさは格別とのこと。
住 所:北海道標津郡中標津町俣落2000-2
アクセス:中標津市街から車で約20分
営業時間:10:00~17:00
定 休 日:木曜日
駐 車 場:無料
見どころ:標高270m、330度の大パノラマ。
キャンプ場併設(無料・ごみ回収は有料)。
根室グルメ|道の駅で名物エスカロップ

別海町を抜け「道の駅スワン44ねむろ」に13時半ごろ到着。ここで根室名物「エスカロップ」をいただきました。
バターライスやケチャップライスにポークカツを乗せ、デミグラスソースをかけた洋食。
発祥は洋食店モンブラン。北海道グルメは海鮮が多いですが、こうしたご当地洋食もいいですね。
住 所:北海道根室市酪陽1番地
営業時間:9:00~17:00
(レストランは11:00~14:30)
定 休 日:月曜日
駐 車 場:あり(大型車・バイク対応)
おすすめ:根室発祥「エスカロップ」
根室駅と日本本土四極踏破証明書

その後、根室市内へ。まずは日本最東端の駅根室駅へ立ち寄りました。目的は観光案内所で日本本土四極踏破証明書を受け取るため。

これで東・北・南の3枚が揃い、残すは最西端の長崎・佐世保市の神崎鼻のみ。
これでまた九州ツーリングに行く用事ができました。

裏はこのようになっています。

ついいでですが、日本最東端駅到着証明書もゲットしました。

日本のみならず、アジア最東端駅だそうです。
住 所:北海道根室市光和町2-10−102
アクセス:JR根室本線の終点、日本最東端の駅前
営業時間:9:00~17:00
見どころ:日本本土四極踏破証明書の受け取り可能
本土最東端・納沙布岬へ

そしていよいよ納沙布岬へ到着。北方領土・歯舞群島を望む最東端の地に立ち、旅の達成感を味わうことができました。それにしても遠かった。

あいにくの曇天。天気が良ければ向こうの島がよく見えそう。

資料館やレストランもありますが、天候が崩れ雨が降ってきたため、写真撮影だけで切り上げることに。
インディアンサマーカンパニー

今夜の宿は、インディアンサマーカンパニー。
花咲ガニを注文すると宿泊代が無料になるユニークな宿です。
オーナーのお母さんも優しい方で、訪ねると昆布茶とお菓子を出していただきました。

一階は受付と、水産場になっていて、二階が宿泊所です。
なかなか広い大部屋で、男女共用になっています。
簡易的なソファが端に何台か置いてあり、早いもの勝ちだそうです。

夕食はセイコーマートで購入した食事と、用意されていた花咲ガニ。
カニを自分で解体するのは初体験で苦戦しましたが、身がぎっしり詰まっていて最高でした。
先に宿泊していた方と少し話しましたが、同じ市内に住んでいる方でした。 この辺境の地でご近所の方と会うのは不思議な感じがします。
北海道ツーリングの終盤に差し掛かり、だいぶ体力の限界に近づいてきました。
夕食を食べたら気がついたら寝落ちしていました。
住 所:北海道根室市光洋町3丁目38
受付時間:14:30~17:00(時間厳守)
電話番号:0153-22-8951
開設期間:5/1~10/10(前後あり)
駐 車 場:あり
H P:インディアンサマーカンパニー
おすすめ:花咲ガニ
・受付時間は厳守!
・予約しなくても宿泊はできますが、上記の連絡先へ確認することをお勧めします。
・寝袋必須
・風呂なし。バイクで10分ほどのばしょに銭湯あり。
・連泊は2泊まで!
まとめ|知床から根室へ、絶景とグルメ尽くしの一日
5日目は知床峠の絶景ロード、羅臼や根室のご当地グルメ、そして本土最東端・納沙布岬と見どころ満載の一日でした。北海道ツーリングもいよいよ終盤。次回は釧路・帯広方面へ進みます。


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