2025年9月29日。天気は晴れ、気温29度。
夏の暑さもやわらぎ、絶好のキャンプシーズン到来。
そんな秋晴れの日に、前から気になっていた赤城山オートキャンプ場へツーリングキャンプに行ってきました。
更新が滞り、1か月遅れですが、レポです。
赤城山オートキャンプ場
赤城山オートキャンプ場の通常チェックインは13時からですが、前日宿泊者がいなければ10時からのアーリーチェックインも可能。
せっかくなので早めに出発し、のんびり設営を楽しむことにしました。
自宅からは高速道路を使って約2時間半。朝8時に出発し、東北道を休憩しながら走って伊勢崎IC経由で向かいます。


受付棟はすっかりハロウィン仕様ですねえ。
赤城山オートキャンプ場では、9月〜11月上旬の土日限定でハロウィンイベントを開催しており、仮装や装飾で賑わうそうです。
アーリーチェックインが可能だったので、追加料金を支払い入場。
(料金:10時〜1,000円/12時〜500円。公式サイトで前日夕方に可否が案内されます)
スカイソロサイトS2へ

今回利用したのはスカイソロサイトS2。
場内でも一番奥に位置し、受付から少しアップダウンのある道を進みます。薪や炭を購入予定なら、先に受付で買っておくのがおすすめです。筆者は設営後に再びバイクで売店まで戻りました。
サイトはソロ用とはいえ広く、バイクの横付けもOK。
乗用車でも利用できそうな広さです。
地面は砂利で水はけも良好で、問題なく設営できそうです。

ただし注意点がひとつ。
S2サイトへ向かう途中は傾斜のある砂利道。バイクは特に滑りやすいので慎重に。筆者も危うく立ちゴケしかけました…。
受付スタッフさんはとても親切で、バイクを見るなり「荷物、軽トラで運びましょうか?」と声をかけてくれました。
遠慮しましたが、今思えばお願いすればよかったかも。
キャンプ場ルール


キャンプ場のマップとルールです。
マップ右上が今回陣取ったソロサイト。
受付からまっすぐ進めば到着するのですが、受付を少し過ぎると砂利道になります。

写真手前から奥に進む途中にじゃぶじゃぶ池があり、その先は砂利道で、傾斜が現れます。筆者のような重いバイクであったり大荷物だと若干危険かも。素直に、スタッフに荷物運びをお願いしたほうがいいです。
ルールは、一般的なキャンプ場と変わりはありません。
シャワーが無料なのはいいですね!
また、トランポリンもありましたので、子供連れでも飽きずに楽しめそうなのはポイントです。
スカイソロサイトからは関東平野の絶景

S2サイトは他のサイトより高めに位置し、関東平野を一望できる絶景スポット。
見晴らしがとてもよく、夜景も楽しみなロケーションです。

設備面も文句なしできれいでした!

トイレ・炊事場・シャワー室など、どれも清潔に保たれています。
トイレはペーパー・除菌あり。ウォシュレット付きで文句なしです。

灰捨て場はトイレ棟の隣にあります。
それから、炊事場でお湯が出るのはこれからの寒い季節にはうれしいポイント。
ゴミは分別して受付近くのごみステーションへ捨てられます。
ソロサイトからトイレ棟までの距離は、歩いて約2分程度の距離ですのでそんなに遠くはありませんでした。
売店と名物「こめこめ豚」

売店には、お菓子・お肉・アルコール類など豊富な品揃え。
忘れ物があっても大丈夫そうです。
この日は、ハロウィン期間だったのでかぼちゃがありました。
パンプキンデココンテストで使用するそうです。


直営養豚場のブランド肉「こめこめ豚」が人気なのですが、この日は残念ながら店頭にはほとんど並んでおらず。
スタッフに声をかければ冷凍ストックを出してもらえたかもしれません。
一通り店内を回った後は、薪を購入。
薪は広葉樹800円、火付け用木材は100円でした。

薪も準備できたとこで、あとは寝るまでだらだらするだけ!
この日は前日に勢い余って作りすぎた焼き鳥をひたすら食べました。
ほりにしにも勿論相性抜群!
最近は串焼きにハマってるんですよねえ。
簡単に準備できるし、手軽でおつまみにも最高です。
今度はなんか変わり種でも串打とうかな。

日が暮れると一気に涼しくなります。夕暮れ時から夜に近づくこの時間が一番好きかもしれません。

完全に陽が落ち、澄んだ空気の中で関東平野の夜景が広がります。

静かな夜、焚き火を囲みながらゆっくりと過ごす時間は至福そのもの。
筆者の中ではキャンプ=焚火。もちろん人それぞれです。
消灯時間まで火を眺め、静かな夜を満喫しました。
ちなみに夜中、動物が近くで鳴いていて怖かったです。
住 所:群馬県前橋市三夜沢町425−1
電話番号:027-283-8368
予 約:WEBから予約
H P:https://autocamp-akagi.com/
料 金:シーズン、区画、人数などにより変動あり。詳細はHPへ。
翌朝:まずは鳥居峠へ
2025年9月30日。天気晴れ、気温25度。
朝7時に起床し、朝食をとりながら撤収作業。
この日はキャンプ場から赤城大沼を一周し、下山する予定です。

キャンプ場を出発し、まず向かったのは鳥居峠。

かつて赤城山頂駅やレストランがあった場所で、現在は工事中でした。
2025年11月1日には「ほぼの駅」という新施設が試験営業を始める予定だそうです。飲食などを提供する施設になるようです。

鳥居峠からは、覚満淵(かくまんぶち)見下ろせ、運が良ければ雲海も見えるとか。まさに絶景スポット。


建物の裏手には、かつて使用されていたケーブルカー跡があります。
昔は降りられたのかな?
グーグルマップを見ると、この先には赤城山御神水があるそうで、ここから降りて行けたみたい。
赤城大沼と赤城神社

次に訪れたのは、赤城山の象徴ともいえる大沼。
正確にはおのと読むみたいです。

標高が高く、9月末で気温はわずか17度ちょっと。
この時期が一番走りやすい時期かもしれないですね。

駐車場から、お土産屋さんやお食事処の通りを抜けると有名なフォトスポットが。

平日の午前ということもあり、人影も少なく静か。湖畔では観光客なのかな?ドローンを飛ばしていました。
ドローンでツーリング動画を撮ったら楽しそうだなあ…

湖畔からバイクで1分の場所には赤城神社があります。
古くから「女性の願掛け神社」として信仰されており、鮮やかな朱色の社殿が美しいです。
神社前の「啄木鳥橋(きつつきばし)」は現在工事中で入れませんでした。

橋は渡れませんが、その先に駐車場があり、そこから社殿に行くことができます。
静かで落ち着く場所です。
湖の畔にある神社って珍しいのかな?
そういえば、大分県に行ったときに崖に神宮があったのを思い出しました。
道の駅まえばし赤城

大沼を一周し、下山後は2023年オープンの道の駅まえばし赤城へ。



ここはかなり大型の道の駅で、直売所・フードコート・温浴施設・BBQができる公園まで完備。
筆者のお目当ては温浴施設「まえばし赤城の湯」。


館内は昭和レトロな雰囲気で、清潔感も抜群。もちろんサウナもありました。




湯上がり後は施設内を散策。おしゃれなハンバーガー店や鮮魚センターもあり、キャンプ前の買い出しにも良さそうです。
アクセスは渋川伊香保IC・駒寄スマートICから約10分と抜群。ドライブの途中にもおすすめです。
住 所:群馬県前橋市田口町36番地
H P:道の駅まえばし赤城
まとめ:赤城山オートキャンプ場は景色・設備・人の三拍子がそろった名所
今回のキャンプツーリングでは、赤城山の雄大な自然と、キャンプ場の居心地の良さを存分に味わうことができました。
ここのスタッフさんは受付時もそうでしたが、夜も見回って、困りごとはないかと対応していましており、ホスピタリティにあふれていました。
設備も清潔で充実しており、何より関東平野を見渡す絶景が最高でした。
今度はイベントにも参加してみたいです!
秋のツーリングキャンプにぴったりな赤城山オートキャンプ場。
次は、こめこめ豚リベンジをしたいところです。


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